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| 煉瓦コントロール委員会 |

煉瓦がコントロールされてるってことはもう確認済みよ!それも、400年以上前からね。エリスは、 煉瓦の中に閉じこもるのか暴れるのかの二者択一に、お悩み中なの。かわいい臨床インコ師さんと相談インコしてるんだけど、なかなかはっきり煉瓦のことを決められないの。きっと、あなたも人ごとじゃないわ。これは、みんなが直面してる大問題。この青い地球は、想像以上にとってもノイジー。

エリス、つくづく思うのよ。ブルーベリーとラズベリーとストロベリーって、パイにするには史上最高の組み合わせだってね。ところが、それはみんな異なる木からもいだ果実よ。異なる根っこと、異なる葉っぱなのに、ひとつの風を浴びながら、大きく赤く実ったの。それがひょんなことから、ひとつのパイに乗っかってるのよ。このおいしいお味がどこからやってくるのか不思議だわ。

だけども、ベリーはケンカが趣味なの。1つの種類同士で内輪もめして、しまいにはカビて捨てるしかない場合も多々あるし、3種全種が入り乱れ、つぶれつぶされ紫の果汁が飛び散ってることも珍しくないの。ところがエリスは、それでもパイが好きなのよ。それを臨床インコ師さんは、パイ依存症って言うんだけれど、エリスにとってはどうでもいい話だわ。宇宙にあらゆるパイがわんさかあろうとなかろうと、エリスは地球のパイしかわかんないのよ。この場合、地球というのは、煉瓦がコントロールされてる、この星、この場所、この世界。ほら、甘い果汁に飢えた煉瓦が、エリスの真後ろにまでひたひた迫ってきてるでしょ。このまま煉瓦のカオスに飲み込まれてしまうのか、それとも、煉瓦をちゃんと選んでそのうえでベリーのパイを食べる気なのか、はっきりしてよね。地球って、黒白黄色の3種のベリーが存在している、大きくて深淵なお皿のことなんだから。